先日、楽しみにしていた「CupHead」というゲームの発売が延期に。
今年中発売の予定が2017年中旬まで伸びてしまいました。
1930年代ごろのアニメーション表現を取り入れたグラフィックで、
ゲームショウで発表された時にはその滑らかな動きに
「どんな技術を使ってるの?」と話題になりました。
結局は「全部手描きでした」というオチでしたが、
その半面その労力たるや如何程かとゲームファンをさらに驚かせました。
しかしこのレベルで全部手描きは無理があったのか、あえなく延期。残念です。
モデルとなった1930年といえば昭和初期。
世は大恐慌でしたが、その分みんな気晴らしが映画くらいしかないということと、
無声映画のように字を読まなくて良い、音声ありのトーキーが主流になったことで
映画が一気に大衆化し、その流れに乗ってアニメも大発展した時代のようです。
ディズニーやフライシャー兄弟がバリバリの現役の頃ですね。
Youtubeでも「1930s disney」などで検索するとたくさん出てきます。
多くがパブリックドメインになってますので安心して見れますかね。
50年以上前の表現ですが、技術は古くても当時の人が丹精込めて一生懸命作ったものだからこそ
今でも人々に驚きを与えられるのでしょうか。
日々忙しく流れていく仕事ですが、時間の許すかぎり一生懸命やって行かねば!と改めて思い直しました。
(京都オフィス:渡邊)