こんにちは。京都オフィスの重永です。
一昨日、昨日に引き続き、京都の文教地区「岡崎」のエントリー3回目です。
娘の作品展見終わって美術館から外に出ると、近くの平安神宮前の参道で「京都マムフェス」というイベントが開催されていたので、ついでに見てまわりました。
「京都マムフェス」は京都最大級のママイベント。
調べたら京都市と京都市教育委員会から後援を受けて割と定期的に開催しているようです。
手作り市や飲食ブース、ステージなど様々な催しも行っていて、結構楽しめます。
岡崎地区は、京都市美術館や平安神宮をはじめ、京都市立動物園に京都府立図書館、京都国立近代美術館、ロームシアター京都、京都市勧業館「みやこめっせ」などなど、文教施設が集中している地域なので、何かの機会に訪れることも多いところです。
ふと訪れた際にこのようなイベントが開催されていると、何か得した感じがありますね。
ちなみに次回は11月5日(土)・6日(日)の2日間開催だそうです。
さらに、近くのロームシアター京都の裏手に祇園祭の鉾が建ってたので、何の鉾じゃろかと近寄ってみたら、「平成女鉾二十歳」とのこと。
これは貴重なものを見てしまいました。
平成女鉾は、1994年の平安建都千二百年事業をきっかけに生まれた女性も参加できる新しいコンセプトのもと誕生したもので、現在は女性だけの囃子方である「平成女鉾清音会」によって運営されています。
誕生から2年後には京都市民をはじめ多くの人々からの寄付を得て鉾も建立され、その総建立費は約5千万円もかかったそうです。
これまでに京都駅ビルや新風館に展示されたり、京都まつりの巡行にも参加したこともありますが、肝心の祇園祭の巡幸には参加させてもらえないままお蔵入りしておりました。
それが平成女鉾二十周年を記念して、10年ぶりに鉾建てたとのこと。
厳密には祇園祭の巡幸には参加していない(させてもらえない)鉾なので、祇園祭の鉾とは言えないかもしれませんが、地道な努力を続けて二十周年ということで、ここまで続けてこられた関係者の方々は大変だったろうと思います。
ふと見たKBS京都のTV番組にちょうど会長さんが出演されていて、100周年を迎える時には祇園祭の巡幸にも参加したいとおっしゃっておられました。
100年続いてやっと一人前と認めてもらえるのが京都。
いつの日か祇園祭の巡幸に参加できるよう頑張って続けていって欲しいものです。