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一方的に伝えるだけでは「コミュニケーション」ではない

2016.09.23

コミュニケーション

こんにちは。京都オフィスの重永です。

 

シルバーウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
今年は、昨年のように国民の休日が発生しなかったことで、3連休止まりだったり、台風が来てあいにくの天気になってしまったりで、あまりお出かけしなかった方も多かったかもしれませんね。

 

私は、娘を連れて映画に行ったり、下の息子らを京都鉄道博物館へ連れて行ったりと、バタバタしておりました。

 

映画は、今話題のアニメ映画『君の名は。』と『聲の形』をハシゴしたのですが、どちらも大入り大盛況なだけあって、満足度高かったです。

映画

さて、その映画『聲の形』のテーマは「ディスコミュニケーション」だそうですが、ディスコミュニケーションとは相互不理解、すなわちコミュニケーションの失敗や不全を意味します。

 

Wikipediaによると、コミュニケーションとは「情報の伝達だけが起きれば充分に成立したとは見なされておらず、人間と人間の間で、《意志の疎通》が行われたり、《心や気持ちの通い合い》が行われたり、《互いに理解し合う》ことが起きて、はじめてコミュニケーションが成立した、とされている」と記載されています。(Wikipedia:「コミュニケーション」

 

つまり、一方的に伝えるだけでは「コミュニケーション」ではないわけですね。

 

映画『聲の形』で描かれている「ディスコミュニケーション」については、他の多くの評論に任せまして、ここでは企業の広告・宣伝・広報活動における「コミュニケーション」の在り方について、触れてみたいと思います。

映画『聲の形』のパンフレットと特典のSpecial Book

映画『聲の形』のパンフレットと特典のSpecial Book

 

日常生活のみならず、企業活動・商業活動にとっても「コミュニケーション」は大きなテーマの一つです。

 

現在では各種SNSの活用など、様々なチャンネルでお客様との直接的な交流も図られるようになっていますが、“交流すること”自体が目的ではなくて、その交流の先に、本当にお客様に伝えたいことを伝えて理解してもらい、いずれは“行動”を起こしてもらうということが本来の目的な訳です。

 

SNSのような直接的な交流ができないメディアにおいても、この「伝える→伝わる→理解→行動」といった流れに進んで貰えるような構成・クリエイティブを心がけることがとても重要です。

 

そのためには、本当に伝えたいことは何なのか、誰に伝えたいと考えているのか、その人たちに響くためにはどうしたらよいのか、そのために効果のある手段は何なのか、そしてお客様に対してどのように行動して欲しいと思っているのか、ということを突き詰めて考える必要があります。

 

お客様に望む「行動」を得ることができて初めて企業として「コミュニケーション」が取れたと言えるでしょう。

 

そのお手伝いをするのが私たちのお仕事です。
そこでも「コミュニケーション」が重要になってきます。
いい「コミュニケーション」で、いいお仕事したいですね。

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